というわけで

行ってまいりましたDCPRGライブ!一言感想。長い。DCPRGだけで3時間、全部で6時間ってどういうことよ。腰がヤバいです。以下、各バンド感想。出演順です。

ウワサどおりの人たちでした。昨日も書いたけど関西のタワレコのインストアライブでキチガイ行動(具体的には言えないけれども、血が出る感じです)を起こして出入り禁止になったといういわくつきのバンドで、途中何度もピリピリムードになったけど、いい音出してたなー

ボーカルが車イスで登場してきて、「見世物だぞおおお!!」「障害者のバンドだぞおお!笑えええ!」とか言ってた。アナーキーなこと言うなあ、と思ったけれども、前のバンドのほうがよっぽど滑稽な姿で滑稽な歌を歌っていたから何とも思いませんでした。で、何曲か歌ったあとに急に茶番劇が始まって、ボーカルの人がすくっと立ち上がって「足が直りましたー!」とか言い始めた時点でこいつらクズだと思ってずっとビール飲んでました。まわりはすごいノってて、アンコールになって、ボーカルが出てきたらピンクのブリーフはいてました。
 
みんな楽しそうでよかったですね。

大好きになりました。もともとリリーフランキー安めぐみのラジオ番組の最終回にこのバンドが出ていて、「安めぐみのテーマ」を演奏していたのを聴いて、最高にいいバンドだなあと思っていたんだけれども、やっと生で聴く機会ができてよかったです。ボーカルのジョニー大蔵大臣のMCが炸裂していたので、とてもいいなあと思いました。帰りにCD買って帰りました。また見に行きたい。

初のDCPRGでしたけれども、初めて"音に圧倒された"と感じました。そんなことを肌で感じるのは今まで生きてきて無かった。彼らの出す音とリズムにどうしようもなく圧倒されて、あとは耳だけを頼りにずっと身体を揺らすのみでした。
 
ただ、1曲目と2曲目以降のお客さんのノリが全然違っていて、1曲目は全然ノリが悪かったからこんなもんなのか?と思っていたけど、どうも1曲目は音源化されていない(もしくは即興)っぽい音だと思いました。2曲目以降はイントロのところでお客さんがワーキャー言ってたし。
 
なんというか、それはそれでガッカリだったなあ。もちろん知っていれば僕も盛り上がっていたのかもしれないけど、知ってる曲と知らない曲との聴く姿勢の違いが如実に現れていたように感じました。音だけで判断すればいいのに、変に盛り上がる曲だとかそういうのばかりを求める客が多い気がしました。周りと一緒に盛り上がりたい!っていうお客さんがやっぱ多いのかなあ。
 
でもすごくいいなあと思ったのが、客が身体を揺らすときのリズムがみんな違っていたこと。こんなことを体験するのは初めて。きっとあれはDCPRGの音に合わせようとしているんじゃなくて、DCPRGが出す音の波に乗って、それぞれが持っている自分の身体のリズムに合わせてみんな踊っていたんだと思う。あんな光景、二度と見れないだろうなあ。すごく気持ちが良かった。最高に楽しかったです。以上。
 
みなさん6時間もの長丁場、おつかれさまでした。