書籍レビュー「もったいない人」が人生を変える3つの法則

レビュープラスより献本頂きました。

「もったいない人」が人生を変える3つの法則

「もったいない人」が人生を変える3つの法則

Amazon内容紹介

人より頑張っているのに、努力が苦労が報われていると感じられない。優柔不断な自分に嫌気がさすことが多い。自分の才能がわからない。……なにをやってもうまくいかないと嘆いているだけの自分はやめてしまおう。そんな自分でいるなんて、もったいない! 自分を売り込まなくてもお客が集まる集客の達人が教える、最強の自分プロデュース術!

目次

序章 「もったいない人」の代表的な3パターン
第1章 「自分を責めない私」になれば人生が好転する!
第2章 「決められない私」をきっぱり卒業する方法
第3章 「目立つことを楽しめる私」を育てよう!
第4章 キラリと光る「隠れた才能」の見つけ方
第5章 その他大勢に差をつける「自分プロデュース」法
第6章 「もったいない人」から抜け出す7つのゴールデンルール

「もったいない人」から抜け出すために

本書の内容としては
・人より頑張っているのに、努力や苦労が報われていると感じられない
・いつも人の顔色をうかがってしまう自分が嫌い
・会社の同期たちが優秀に思えてしかたない、自分には彼らほどの能力はないと感じてしまう
といったうまく周囲から認めてもらえていない人、活躍できる力は持っているのにその力を充分に発揮できないでいる人のことを「もったいない人」と表現し、どうすれば自分の強みや才能を見出し、周囲に自分を売り出していけるかという人生を変えるためのノウハウが詰まった本となっている。

「もったいない人」から抜け出すために

本書では様々なケーススタディから「もったいない人」がよく陥る思考や行動を紹介し、それらからどうやって抜け出せばよいか、といった話が数多く描かれているが、成功思考・行動のパターンとしてはほぼ以下の3つにあてはまる。
・ポジティブに考えよう
・即決するためにあえて情報を断とう
・失敗を恐れず、成功するまで行動の量を増やそう
これらを意識することで「もったいない人」から抜けだして自分自身を周囲に認めてもらうことができる、というのが著者がこの書籍でいちばん推しているメッセージとなっている。

自分の強みを見つけるための7つの質問

個人的には読み進めていくうちによくある自己啓発本的な匂いを感じてしまい、途中から読み進めることが辛くなってしまった。その一方で、いわゆる自己啓発的な「ポジティブさ」だけでなく、一般的なビジネスマンにとっても意識したほうがいいトピックがいくつかあったので、それをここで紹介しておきたい。

自分の強みを見つけるための7つの質問
・あなたが仕事でワクワクすることは?
・仕事で思わず時間を忘れてしまうぐらい没頭してしまうことは?
・人からよく「ほめられること」は?
・人から「スゴイね」と言われても、自分では「当たり前」と思ってしまうことは?
・人に引かれるくらいお金をかけて「自己投資」してしまうことは?
・自分には密かに●●のセンスがあると思う」の●●に入る言葉は?
・他人の仕事ぶりや能力を見ていて、異常に「嫉妬」を覚えることは?

あとがき

「ハワイのワイキキビーチを下に望むバルコニーにて」ベタすぎてワロタw