サービスに使われる人々

Evernoteが流行りはじめてから、なにがなんでも記録する人が増えてると思うんですけど、なかには記録厨という蔑称そのものみたいな人もいて、こういう自分専用のログ検索サービスが出てくるのは必然ですねー。

DropboxEvernoteに保存している各種情報を一括で検索することはもちろん、Twitterfacebookのアカウントを登録しておけば、自分がフォロー(友達になって)しているユーザーの動向を検索できる。検索結果を得るのがとても高速である上、最新の投稿はリアルタイムでも更新されてくるので、少し使用しただけで手離せなくなってしまうだろう。
これはくるかも→ソーシャルメディア検索エンジン「Greplin」が一般登録スタート【増田(@maskin)真樹】 | TechWave(テックウェーブ)

当然のことながら、使い方を誤ると本末転倒になりそう。ライフログを検索するためには自分のライフログを充実させる必要があるけど、そのために自分にとって必要もない情報をガシガシ突っ込んでいってしまうと、結局Googleで検索したほうが速いやんけ、という事態にもなりかねない。それってサービスを使っているのではなくて、サービスに使われているのでは?
 
「自分のログや知識や情報をクラウドに記録する(ライフログ)」という流れの中で、サービスの集約化を煩わしいと感じる人もこれから増えてくると思います。アナログへの回帰も増えていって、「やっぱり手帳がよかった」という人も増えてきそう。手帳に対して検索はできないけど、いつでもどこでも気軽にアクセスできるのは大きなメリット。「気軽に」扱えるということが最大のポイントだと個人的には思っています。
 
iPhoneといったデジタルデバイスでは体験することのできない「ペンで書き殴る」という行為によって生まれる感覚こそ、これからのデジタルデバイスに必要なものなんじゃないかなあ。(そうなったらまたライフハック本とかが売れ始めるんだろうなー)
 
話が脱線したので改めて言っておきますが、サービスに使われないようにだけ気をつけましょうね。(自戒も込めて)

ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)

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できるポケット+ Evernote

できるポケット+ Evernote

仕事を早く切り上げて早く帰る為の超絶バッドノウハウ

今日は久しぶりに遅くまで仕事。IT企業に務める限り、この「夜遅くまで仕事する」スタイルはそう簡単には変えられない。

といいつつも、今年に入ってからの帰宅時間は目を見張るものがあって、すごく早く帰ってます。ほんとはみんな忙しいのに。ひとりだけ、ダッシュで帰っています。で、ひとまずそれでなんとかやれています。

これにはコツがあって、すごく簡単なんですけど、「抱えている仕事量をいかに多く見せる」ということと、そんな中で「今日はなんとか無事に乗り切れた」感をいかに出すか、これに尽きます。ひどいバッドノウハウ(笑)

なにそれバカじゃないの、と言われるかもしれませんが、典型的日本企業において、
1.仕事を早く切り上げたい
2.でもヒマだと思われない(新しい仕事を振られない)ようにする
3.当然ながら、やることはやる(最低限、ね)
という条件を満たした形で仕事を遂行するには、朝早く会社に来て、効率的に仕事をやって、きっちり仕事を終わらせた上で、帰り際は「まだ仕事が残ってるんだけどなあ」的雰囲気を出しながら帰るしかないんですよねー。

社畜と言われても返す言葉がないですが、朝早くから夜遅くまで働かされる社畜と朝早いけど夜も早い社畜だったら、後者のほうがいいと思うんですけどね。

ちなみに、上場企業とかだと残業時間を仕事量と評価しちゃう文化が今だにあったりするので、そういったところに所属される方々は転職を検討されるか諦めるか、どちらかが望ましいかと思われます。

それまではこういったサバイバルで生き残るしかないかと。

SBIいいよSBI

住信SBIネット銀行の良いポイントがわかりやすくまとめられていて良記事。

住信SBIネット銀行の4大メリット
1. 月に3回も無料で振込み可能!
2. 自動振込み機能で振込み忘れのストレスから開放
3. 管理画面がメガバンクの3倍の力はある!
4. 24時間ATM手数料無料のコンビニが多すぎ
メガバンクは卒業して、優秀な「住信SBIネット銀行」に乗り換えるべき4つの理由 | 男子ハック

実は僕も去年からメガバンクからの乗り換えで住信SBIネット銀行を使い始めましたけど、なかなかよいですよ。ブドウ支店(笑)
いちばんのメリットはやはり「振込みが月に3回無料になること」ですね。これは有効活用させてもらっています。
あとはその振込み3回無料サービスをどれだけフル活用させるかがポイントになってくるんですが、これまた素晴らしいエントリがあるので以下に紹介。
http://masuda.livedoor.biz/archives/51358450.html
これ最強。結局、お金の使い方をどうやって仕組みに乗せるか、がポイントなんですねー。

ちなみに「24時間ATM手数料無料のコンビニが多すぎ」というメリットは、他の銀行とあまり変わらない気がします。たとえば、東京三菱UFJ銀行であれば50万円以上預けていれば常に時間外無料です。(10万円以上なら条件付きで時間外無料)
「ホワイトステージ」 | 三菱UFJ銀行
「シルバーステージ」 | 三菱UFJ銀行

あと「振込みが月に3回無料」サービスはなんと東京三菱UFJ銀行にもあるんですが、下記ページにもあるとおり口座に500万円必要です。
「プラチナステージ」 | 三菱UFJ銀行
庶民ナメてんのか(笑)というわけでここは素直にSBIネット銀行をオススメします!

Greasemonkey0.9.1にアップグレードするとLDRizeが動かない

タイトルそのままですが、Greasemonkeyのバージョンを0.9.0から0.9.1にアップグレードするとLDRizeが動かなくなって途方に暮れます。なお、アップグレードしちゃった人は公式サイトからダウングレードすることが可能です。
私もひとまずバージョン0.8.20100408.6に戻しておきました。これだとLDRize動くよ。
Greasemonkey version history - 8 versions – Firefox (ja) 向けアドオン
悲しみに打ちひしがれる方々↓
http://search.twitter.com/search?q=LDRize
検索したらすでに情報がアップされてた↓
Greasemonkeyが0.9になってLDRizeやAutoPagerizeが動かなくなった
firefoxerないしLDRizerの皆さんはご注意下さい。

Dropboxのファイル共有をメールで行うと快適な人生が送れるよ!


Send To Dropbox
http://sendtodropbox.com/

最近iPhoneを使うようになりはじめて、iPhoneからDropboxへファイルを保存したい場面が増えるようになってきましたが、iPhoneアプリDropboxではファイルの保存ができません。そんなときに見つけてきたサービスが「Send To Dropbox」。使ってみるとかなり便利だったので、ここで紹介いたします!

手順

1.Send To Dropboxのサイトに行って、Dropboxとの連携を認証します

2.無事に連携が成功すると、Send To Dropboxのサイトに「自分専用の送信用メールアドレス」が表示されます

3.このメールアドレスにファイルを添付すると、Dropboxフォルダ直下に「Attachments」フォルダが作成され、そこに添付ファイルが保存されるようになります!

以上、とってもカンタンですね!

詳細設定について

ファイルの保存場所は基本的に「Attachments」フォルダになりますが、設定によって保存先のフォルダを分けて管理することも可能です。たとえば、

  • 「件名(Subject)」

  • 「メールアドレス(From address)」

  • 「日付(Date)」


といった感じになります。

他にも

  • ZIPファイルを自動解凍する
  • メールの本文をテキストファイルとして保存する
  • メールの本文をHTMLファイルとして保存する

といったこともできますよー。

ちなみに

Evernoteを利用してて、かつ、お金がある人はEvernoteの有料アカウントを購入したほうがよいかもしれません。Evernoteの有料アカウントであれば同じことができますので。ただ、ぼくはEvernoteユーザーインターフェースがあまりしっくりこないし、お金もないので、使いやすいDropboxを活用することにしています。

Dropboxをまだ使ったことがない!という方はこちらのリンクから使っていただくことでお互いの使用可能容量がちょっぴり増えて、お互いがちょっぴりハッピーになります。もしよかったらどうぞ。
Dropbox - You're invited to join Dropbox!

iPhoneアプリDropboxも併用すればさらに快適に!

Dropbox 1.3.1App
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2010/11/11

コマンドプロンプトからSQLServerに接続してデータを取得した上でクリップボードにコピーする便利スクリプト

概要

長いタイトルになりました。

そのまんまですが、データベースからあるデータを取得したうえで、その結果をクリップボードにコピーするまでの処理をコマンドプロンプト上で行ってしまおうという話。

面倒なことはなるべく省く

これは、プログラムを毎回起動するたびに内容が変わるようなデータ、例えば、ログインユーザーのセッション変数やGuidといったデータをデバッグ時に使用したいときに非常に有効です。データを取得しておかないとデバッグを効率よく進められないし、でも毎回同じクエリを書くのは面倒だし……といった状況に一度は遭遇したことがあるのではないでしょうか。極度な面倒くさがりやの私としては、何がなんでも1アクションで「データベースに接続し、目的のデータを取得した上で、クリップボードにコピーする」ところまでを実現したかったのです。

スクリプトの解説

で、コマンドプロンプトに記述するスクリプトはこちら。

sqlcmd -S [server] -d [database] -U [user] -P [password] -h -1 -i [query.sql] | clip

簡単に解説しておくと、SQLServer2005、2008においてSQLCMDユーティリティというものが用意されています。これを利用することで、SQLServerへの接続からデータの取得までを行うことができます。

オプションの詳細についてはこちらを参照してください。わかりやすく記述されています。
sqlcmd ユーティリティ - SQL Server | Microsoft Docs

「query.sql」には目的のデータを取得するためのクエリを記述して、ファイルとして保存しておきます。例えばこんな感じ。

SET NOCOUNT ON
SELECT LoginUserGuid FROM MLogin WHERE Key = 1

適当に書いてみましたが、クエリに引数を渡すことも可能です。

最後の「| clip」という記述によって、取得した内容をクリップボードにコピーする、という処理が実行されます。これで完了。

まとめ

いちばん上に書いたコマンドプロンプトスクリプトをバッチファイルとして保存して、ランチャから呼び出せるようにしておけば1アクションで欲しいデータを取得することができます!とってもカンタン!そして、プログラマ人生がバラ色に!

あと、SQLCMDユーティリティは非常に扱いやすく、汎用的に活用できるツールとなっています。Microsoftもやればできるね。ぜひ皆さんも一度使ってみてください。