問題を見極めて、時に周りを巻き込むことも大事だよね
いいこと言ってるコメントがあったので脊髄反射。
kanetemp 発想より人・金・時間のリソースをどれだけ集め実行に移せるかの実行力が一番重要。発想の良し悪し自体より訴え方・巻き込み方の良し悪しで決まる。良い発想が受動的に認められたり採用されるとは限らないよ。
最近受けた研修でこれとほぼ同じことをグループワークや講義を2日間もかけて教えてくれたものがあったから、そのときにまとめたメモを公開しておきます。きっと理解できる人には理解できるはず。そして、行動できる人は行動できるはず。
- 問題点の洗い出し
- 問題とは「あるべき姿」と「現状」とのギャップ
- 問題であるかそうでないかは、当事者の「あるべき姿」という意識によって「相対的に」決定される
- テストの点数が70点だったとして、その人の目標点数が「60点」だったか「80点」だったかによって、問題と感じるか感じないか変わってくるよね、という話
- 問題を「他人事」として捉えているか「自分事」として捉えているか
- 「他人事」の問題を「自分事」として捉えることができるか
- 「自分事」の問題を解決することで、自分や周囲への充分なメリットとなるか
- 当事者によって重要でない問題だとわかったとき、時にその問題を解決することを「捨てる」ことも選択すべき
- 全部の問題を解決できるわけではないですからね
- 問題を解決することによって得られる「あるべき姿」を周囲と共有しておく
- 問題を解決したときに、「で、これでよかったんだっけ?」という状態にならないように
- 問題に対して「なぜ?」を繰り返し、本質的な原因と解決策を追求する
- その上で、自分一人で解決できる問題と、周囲と協力することで解決できる問題とを分類する
- 周囲に働きかけることができていない場合、その行動によってどのような成果が得られるのか、認識できていないことが多い
- 周囲に働きかけることができているが、協力してくれない場合、相手の生い立ちや今おかれているポジションを充分に知っていないことが多い
- 相手を動かすためには、相手の強みや長所を知り、相手が動きたくなるようなポイントを明確にする
- 相手が動くことで得られるメリットを伝える
- 「自分事」として捉えていた問題を周囲にお願いしたとき、「他人事」としてすり替わる恐れがあるので注意が必要かなあ
- 相手が動くことで得られるメリットを伝える
上の内容に少しでも興味を持てた人はこの本をオススメいたします。
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