絵画と脳の関係

読んだ

芸術家森村泰昌による芸術鑑賞の入門書。どちらかといえば文系的観点。固定観念を捨て去り、アートを楽しむために「脳を初期化」しよう、というおはなし。意外と楽しめた。
脳のからくり (新潮文庫)

脳のからくり (新潮文庫)

サイエンスライター竹内薫による脳についての入門書。どちらかといえば理系的観点。茂木健一郎クオリア解説あり。途中で「絵画と脳の関係」について説明があって、前者の本と重なる部分が違う視点から描かれていたのでけっこう興味深かったです。こういう、偶然の産物というものに出会えるのはとても嬉しい。

「絵画と脳の関係」というものを考えていくのはけっこう楽しそう。絵画や芸術と相対したときの脳の働きは主に4つあるとか。

  • 色彩モジュール
  • 空間モジュール
  • 形態モジュール
  • 運動モジュール

これだけ書くとワケわかんないと思いますけど、ちゃんと読めばわりと楽しいです。詳しくは後者の本で。