「はてなサービスのこれから」に思う

はてなスターはてなメッセージのサービスをリリース。

その取り組みの第一弾として、今回のはてなスターを開発しました。はてなスターでは基本的に他人を褒めることしかできません。コメントをつけるにはともだちになる必要があり、ブログを読む人の9割が「面白い」と感じているの に、実際に目に見えるのは残りの1割の人の批判的な意見ばかり、というような事は起こりにくくなっています。また、オープンな空間に部分的な閉鎖空間を偏在させることによって、良質なコメントのやり取りができるようになると考えています。
 
ブログをいっそう楽しくする「はてなスター」をリリースしました - はてなスター日記

(※あ、上のエントリ、相当重いので注意して開いてくださいね。)

いわゆるポジティブフィードバック。こういう「はてならしい」ことをやってくれるのは大好きだし、がんがんやっていって欲しいと思いました。僕は好きです。

で、上記エントリのコメント欄を見てみるとだいぶ叩かれていて、"残りの1割の人"大変そうですね、と他人事のように眺めていたんですが、今同じページ開こうとすると、はてなスターが大量に上乗せされていて、これの読み込みが原因でページ開くたびにものすごい時間とCPUが消費されてとんでもないことになってしまったので前言撤回。"残りの1割の人"じゃなくて"ブログを読む人の9割"が「はてなスターちょっとつらいかも……」と思っているんじゃないのか。とさえ思った僕ははてなスター選択制を希望します。うーん。


と、まあそんなことをいいつつも、やっぱりはてなにかける期待は変わらなかったりします。今回のリリースに対するオフィシャルなメッセージにはとても素敵なはてなの哲学が反映されていました。

豊かさに欠かせない2つの要素として、人と接する時間と、人に価値を与えることのできる余裕の二つの要素があると考えました。大切な人とのコミュニケーションを十分にとることができない生活は豊かではないし、社会に対して価値を出すことができない生活も豊かではないと考えました。後者については、よりたくさん「所有」していることを豊かであるとする場合が多いと思いますが、はてなでは「所有」ではなく「提供」できることこそが豊かな状態であると考えたいと思います。
 
はてなの新サービスリリースについて - はてなダイアリー日記

id:jkondoが以前から言っていた「与える」ということ。それは自分にゆとりがあって、初めて為し得る行動。これは心に響くものがあるなあ。

give and take じゃなくて、give and give でいけ!っていうことでしょ?そんな器の大きい人間になりたいもんですよ。自分も努力をしている最中ですが、まだgive and give and take ぐらいかな。まあ、それぐらいがちょうどバランスいいのかもしれないけど。