はてなとわたしの関係

ちょっと前の話になりますが、先日はてなのサイトで何度リンクを押してもサーバーエラーが返ってくる箇所を見つけまして、僕もいちおうシステム屋さんなので(Webサイトは構築したことないですけれども)普段仕事でやってるシステムの検収(テストのこと)と同じ感覚で、いろいろ試行錯誤しながらやってみたんですが、ある特定の条件においては何度やってもサーバーエラーの状態だったので、これはもしかしてサーバーが重いんじゃなくてそもそもエラーなんじゃないのか、と思い立ってはてなアイデアに登録してみたんですよ。

「プロフィール」画面の下部にある「ウォッチリスト」のリンクは正しくページ遷移するが、ヘッダーにある「ウォッチリスト」を押すと必ずInternal Server Errorが発生してしまう。
http://i.hatena.ne.jp/idea/11863

そうしたら電光石火のごとく1日のあいだに直されていたので、うわーさっすがはてな!と思ったんですが、ただ、肝心の"原因"が何だったのかということに対するフィードバックがなかったんですね。で、それはもう僕もいちおうシステム屋さんなので(オープンソース触ったことないですけれども)「テスト→システム修正→フィードバック→テスト」の繰り返しを普段の仕事でやっている僕としては納得いかなかったので、原因知りたいなあと書いたらid:aqlさんは懇切丁寧に原因を教えてくれて、ちょっと僕は涙ちょちょ切れるような、そんな体験をして、優しい空気に包まれたというお話。
 
そういや前も同じようなことがあって、そのときもかなり早く対応してもらえたのでなんだか嬉しさがこみ上げてきたことを覚えていますけれども、やっぱりあれなんでしょうね、たとえはてなといえども会社という組織なわけで、我々ユーザーからすれば「人気のサイトを運営している会社」というイメージはあるんでしょうけども、こういう1対1のやりとりがあってサイトが改善されていくというプロセスそのものにユーザーが参加していることで、僕も感じたようにユーザーは単純に嬉しさとか充実感といったものを感じるんだろうなあと思いました。そもそもその達成感であったり喜びをサイトを通じて感じることができる、というのはサイト運営者では多くてもユーザー側には少ないはずだから、改善のプロセスにユーザーが参加することで双方にとって良い感じのスパイラルが出来上がってるんだろうなあ。