Googleブランド戦略の一端が垣間見えた

Googleブランドは許可がないと勝手に使用できない件について。簡潔に言うとGoogleのロゴとかスクリーンショットを勝手にブログに載せてはいけませんよ、というお話。

GIGAZINEGoogleブランド使用許諾を得るまでの物語
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060822_google_brand/
Googleブランドの不正使用
http://fenrir.naruoka.org/archives/000507.html

もちろんGoogleからの規制というのはGoogle Adsenseのサービスを利用しているサイト、つまり、Googleのサービスを利用したサイトに対して行っているものだけれど、やはり一般ユーザーからすると「スクリーンショット」まで規制されるのはどうか、と思う人も多いと思う。僕自身もそう感じた一人ですけども、Adsenseやりたいしなあ、という自らの業と欲によって、過去のスクリーンショットもろもろは速攻消しました!
 
上記サイトのような使用許諾権であったり著作権といった諸々の話はこの記事を読むとけっこう頷けるものがありました。

よくできたGoogleのブランド使用規約
http://michys.com/blog/2005/12/google.html

つまり、Googleのロゴを含めないような正当な範囲での引用になるようなスクリーンショットの一部を用いながらなら、Googleのサービスの解説をできることになります。もちろん、Googleと提携しているかのような誤解を与えるような作り方をしたら著作権法以前に不正競争防止法違反だと思いますが…。

この一連の流れを見る限り、Googleブランド戦略の一端が垣間見えますよね。
まあ、これが本来あるべき姿なわけですが。
 
結局、このサイトでは使用許諾権までは必要ないだろうなあと思って、使用許諾は得ずに過去の記事を修正することで回避したわけですけども、Googleをこよなく愛する一ユーザー*1としては、Googleの規制を意識することなくブログにスクリーンショットを貼っつけてGoogleのサービスについて評価したり批評したり議論するといったことは積極的にやっていきたいのになあ、と思うのでした。この件については皆さんも気をつけましょう。

*1:とびっきりの媚び