夏休みももう終わり

田舎から帰ってきました。戦利品はこんな感じ。

まずは手前の3冊から。
 
左の雑誌は「Meets別冊 東京出張」!
これは言うまでも無く、味のある文章と記事で関西のよいところをポップカルチャーからアンダーグラウンドまで広い範囲で取材し、紹介してくれる、関西が誇る雑誌「Meets」が出した、東京版「Meets」。東京のありとあらゆる場所における美味しいお店を紹介してくれています。大阪駅にて衝動買いしました。はっきり言って、東京の雑誌よりもはるかに質は良いと思います。
http://www.lmagazine.jp/magazine/mook/issue/current_issue/index.html
 
真ん中の本は「ロマンティックに生きようと決めた理由」。
これも衝動買い。詳しい説明は恥ずかしいのでしません(笑)
 
手前右の冊子は「『ゆれる』パンフレット」。
西川美和監督作品の映画「ゆれる」を鑑賞した後、あまりの衝撃的かつ内省的な内容にほぼ声も出ない状態で無意識に買っていたのがコレ。

ゆれる 公式サイト
http://www.yureru.com/

これだけは言っておきますけどこの「ゆれる」は、みんな見たほうがよいよ!
 
ざっくり言うと、久々に良い邦画を見たなあという感じ。内容そのものは人が思うほど難解な映画ではなくて、意外とわかりやすい映画でした。ただ、この映画のメインとなる二人、オダギリジョー香川照之の内面とその移り変わりは、ほぼ「言葉」としてではなく「空気」として表現されているので、そこに関してはなるべく敏感である必要があるように思いました。彼らの表情であるとか、吐息であるとか、そういったところに神経を集中させることで彼らの微妙な「心の動き」を知ることができるのだと思います。
 
続いて、奥の3冊はいずれもフリーペーパー。
 
左の雑誌は「風とロック」8月号。
たぶん全国区だと思うけど2万部のみの発行とのこと。死ぬほど濃厚なロック雑誌。今月号の特集は福山雅治のインタビューで、まったく素の福山雅治って感じでした。その他の記事もかなりアツかったです。サイトを見てもらえばどれだけアツイかが少しは伝わるかも。タダでここまでやれるというのはスゴすぎる。
http://www.kazetorock.co.jp/
 
真ん中の雑誌は「gocchi」。
奈良発の地方向け情報誌。初めて見たフリーペーパーだったけど、意外と内容が濃くて良かったです。内容は奈良のカフェ・バー・レストラン大特集とその店で働くカワイイ女のコ特集。後者の特集は必見!!男子諸君はみんな必ず見るように!
 
右の雑誌は「metro min」。
関東以外に住まれている方からすれば意外かもしれませんが、なんとこれは地下鉄「東京メトロ」にて展開されているフリーペーパー。地下鉄をコンセプトとしたフリーペーパーは日本では初だろうなあ。といっても内容はれっきとしたオシャレ雑誌で、今月号は「ブルーモーメント」についてと東京の美味しいお店特集。あと連載では藤原新也のエッセイがある。普通にお金とれるだろうと思えてしまうぐらい、内容が充実しています。
http://www.metromin.net/
 
以上。総じて、この短期間でこんなに面白い本や雑誌に出会えて非常に充実したと思いました。いえい。