M-1 きっと笑い飯、でも……

M-1決勝進出者決定!
http://www.m-1gp.com/

そろそろM-1の季節なんだな、と思えるようになってきましたが、今年の注目はやはりなんと言っても笑い飯アンタッチャブルになるわけですよ。ざっくり説明いたしますと、笑い飯は怒涛のごとくボケにボケを重ねる独特の漫才で既成の漫才の形をぶち壊したコンビで、アンタッチャブルは独特のボケのセンスと切れ味鋭いツッコミがきれいにマッチしたコンビなわけです(ここテスト出るYO)去年のM-1で当然とも言える結果で王者となったフットボールアワーの陰で、この2組のコンビには劇的なドラマが待ち構えていました。
アンタッチャブルは敗者復活戦から決勝まで勝ち上がったものの、決勝では一票も獲得できすに悔し涙にくれたが、結果発表の際にいち早く島田紳助が「君らはおもろい、ホンマにおもろい、特にツッコミの子はいい、よかった」と慰めとは思えない本気口調の発言をし、世間から注目を浴びました。ゲームwave伊集院光にイジめられている姿をずっとみていたので僕は本当に嬉しかったです。でも僕が本当に嬉しく、かつ、悔しかったのは決勝戦の採点でした。以下は去年の決勝戦における審査員とそのジャッジの結果です。

島田紳助   笑い飯 ○ − × フットボールアワー
松本人志   笑い飯 ○ − × フットボールアワー
南原清隆   笑い飯 ○ − × フットボールアワー
島田洋七   笑い飯 × − ○ フットボールアワー
ラサール石井 笑い飯 × − ○ フットボールアワー
大竹まこと  笑い飯 × − ○ フットボールアワー
中田カウス  笑い飯 × − ○ フットボールアワー
(引用元:http://www.m-1gp.com/old/final/

よく見ると、おもしろい事実が浮かんできます。劇や舞台などを行ってお笑いの一線からは身を引いた人たちがフットボールアワーに投票し、お笑いの最前線としてずっと走り続けている紳助、松本、南原が笑い飯に投票していることに。
 
これ、意外と重要な事実だと思います。誰よりもテレビのすべてを知るこの3人にとって、漫才の王道をいくフットボールアワーよりも漫才から次々と新たな笑いの表現を生み出していく笑い飯の方が、視聴者に飽きられずにテレビの世界で生き残ることができると考えたのかもしれません。
 
 
というわけで、久しぶりに長文を書きましたが、今日の結論としては、今年のM-1で優勝するのはコイツらだ!!(名前覚えておいた方がいいと思いますよ!)