新人だからこそできることがあるよ

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ウチの会社の話をしておくと、電話をとる新人と電話をとらない新人とで二極化していて、電話をとる新人は対人関係、コミュニケーションスキル、ビジネススキルどれをとっても基本が出来ているって感じの子ばかりですが、一方電話をとらない新人は見事にビジネススキルのかけらもない、いまだに「学生気分」に浸っているかのような子が多いですねえ。すごくわかりやすく、ダメだなーって感じが……。

当然、電話をとる新人の中にも連絡がしどろもどろだったり報告がきちんとできていなかったりする子はいますが、電話をとらない新人と決定的に違うところがあって、それは自分の頭で考えて自分で判断することができる、っていうところですね。そこが電話をとる新人には備わっているように思います。

で、よくよく考えてみればそれは当たり前のことで、お客さんとの会話の中で臨機応変に対応することが求められるわけですから、自分で対応するにしても先輩に対処をお願いするにしてもリアルタイムに判断を下す必要があるわけなので、当然ながら判断力が伸びていく。これに伴って言葉の語彙も増えますし、コミュニケーションスキルも上がります。あと、個人的にいちばん重要だと思っているのが、社内に電話を取り次ぐことで「社内に顔が売れていく」ことですね。これはめちゃくちゃ大切。

まあそんなわけで、新人のうちに電話をたくさんとっておいたほうがいいと思います。今しかできないことがある、新人だからこそできることがある、ということを認識することが大事かと。