シンメトリー

ネガティブな意見に興味はあるけど、ネガティブなコメントには興味がない。現実でつぶやくだけでいいよ。ネガティブなコメントをネットに書き込むまでのエネルギーがあるなら、エントリ書いてよ。

最近、ネットに対して嫌悪感を抱くことが増えてきている気がする。閑話休題

最初に結論を書くと、「梅田望夫はだんだん自然体になっている」んだと私は思う。いまの梅田さんのほうが、おそらく本来の梅田さんの姿だ。
梅田望夫進化論 - モジログ

いい文章だと思いました。読んでて、バランスがとれているなあ、と。きっちり批判しているし、ちゃんと称賛している。評価すべきものは評価すべきだし、評価というものは表明して初めて本当の評価になる。


そういや僕も以前に似たようなことを書いたことを思い出しました。

僕はどこかで「生身の梅田望夫さん」を欲していたんじゃないかなあ、と思ったりしました。普段見せない「ホンネ」の部分、周りの視線を気にせずに自分の心情を吐露してほしいという思いが僕の心のどこかにあったんじゃないか、と。
ゾウさんが好きです。でも梅田望夫のほうがもーっと好きです - とりあえずなんですけどね

ここに関しては今でも自分のスタンスは変わっていない。

僕はリアル/ネットに関わらず、周りの人との関わり合いの中で喜びや悲しみといったストレートな相手の感情が自分の心を突き動かし、それが自分のエネルギーになるのだと思っているわけですが、今回のtwitterのpostに対しても、人々は怒ったり共感したりして自らのエネルギーをため込んだり発散しているのだと思うと、なんだかんだ言ってみんなもっちーのことが好きなんじゃないか、とさえ思う今日この頃です。
ゾウさんが好きです。でも梅田望夫のほうがもーっと好きです - とりあえずなんですけどね

嫌いなものは嫌いと普段から言ってる人は、同様に好きなものは好きと言ってほしい。そのほうがバランスがとれるから。シンメトリーは美しいし、バランスのとれたものは人生にとって必要なものだから。