就職・転職斡旋サイトがわりとヤバイというお話

ちょっと小耳に挟んだ話

キヤノンに限った話ではないのだけれど。

キヤノンの子会社、大分キヤノン大分県国東市)で働く労働者で作る「労働組合日研総業ユニオン大分キヤノン分会」(加藤洲平支部長)が4日、「減産を理由に契約期間内に解雇予告をされたが、会社は新たな期間社員を募集している」と厚生労働省に指導を申し入れた。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081205k0000m020159000c.html

大企業がリストラを断行しているにもかかわらず、求人を出している状況を労働組合が問題視している、という非常にわかりやすい構図で問題が表面化してきたのが上の記事ですね。

就職・転職斡旋サイトがヤバイ理由

で、じゃあなんで就職・転職斡旋サイトがヤバイのかというと、簡単にまとめるとこんな感じ。

大企業がリストラ

でも求人は続けているというねじれの構図

労働組合がその状況に反発

新聞沙汰

大企業に限らず、リストラを行っている会社が就職・転職斡旋サイトから求人情報の中止を要請

現時点では求人中止を依頼している段階と思われる、おそらく今週来週から大企業からの求人件数が一気に減るだろう

就職・転職斡旋サイト正直しんどい←イマココ!

あまり大きな声では言えないですが・・・

この影響のせいで、約1年がかりで取り組んできた就職・転職斡旋サイト向けのシステム構築プロジェクトが突如ストップしました。仕事オワタ\(^o^)/

いちばん怖いのは、就職・転職活動をしている人たちにもろに影響が出てくる可能性が高いということですね。社員を大事にしてくれる会社を探すことが現時点での最適な手段なんでしょうけど、それもまた難しい話なわけで。当然、今会社で働いている人にも降りかかってくるかもしれない問題なので、しばらくは状況をしっかりウォッチしておいたほうがいいと思います。ええ。