航空業界とネットの融合

たまーに更新したら昨日みたいなもうどうしようもないエントリで申し訳ありません。たまには真面目なエントリでも書いてみます。

日本語での交信提言=羽田空港の管制ミスで事故調
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/air_crash/

なにをいまさら、という印象を強く受けた。なんで今まで日本語使わなかったんだろ?英語を使わなければならないという決まりがあるのだろうか。そんなことが法律で定められているのだろうか。そんなわけない。国内線において英語を使うという滑稽な「習慣」に今まで誰も文句をつけてこなかったからだ。それを招いたのは企業/国の怠慢でしかならない。
 
この記事を読み進めるとさらに面白いことが出てくる。

事故調は、閉鎖滑走路への着陸を指示されたパイロットが、再三確認を求めた経緯に注目。管制官には聞き間違えを防ぐための確認と誤解されており、「英語で簡潔に表現することに苦労を感じた場合は、日本語の使用も可能であることを思い起こすべきだ」とした。

苦労を感じた場合は?思い起こすべき?
 
なんなんだろう。おもしろすぎるじゃないか!外国人と英語オンリー1対1の英会話教室で相手が何言ってるのかさっぱりわからなくて、あまりのわからなさっぷりに声を発することすらできずに口をもごもごしていたら先生がびっくりしてしまって思わず丁重に日本語でフォローしました、みたいなこの感じはなんなんだろう。
 
思い起こす、という表現もいかにも官僚的で滑稽だ。英語わかんなかったら日本語でしゃべってもいいよ、ということがパイロット同士の楽しい思い出にでもなっているんだろうか。あぁ、ちょっとトイレに行きたい、あ、えーと、トイレに行きたいって英語で何て言うんだっけ、えーと、アー、ゴートゥ、トイレット?バスルーム?いやいや、あーなんだっけな、やっべーもれるもれるー……みたいなことをえんえん繰り返していたんだろうなあ、僕たちの住んでいる家の上空で。そんなオモシロすぎることを僕の頭の上でやるのはやめてくださいね。
 
と思っていたら、これです。

さらに、管制官同士の会話は電話などを使わない場合は記録されず、管制室内の音声を残す「ボイスレコーダー(音声記録装置)」のような仕組みが必要と提言した。

音声残すなら、そのオモシロ会話をぜひともネットで公開してください!今ならポッドキャストとかあるから!ね!