言論の不自由

以前にもましてはてな界隈では言論や批評についての言及が増えてきていて、俺もそろそろそのあたりの雰囲気を察していかなければならないと思った。が、それを考え出すと、これから俺のはてなダイアリーはいったいどうなるんだろうという他人事のような不安感とこれまでの俺のはてなダイアリーは一体なんだったんだろうという虚無感に襲われてしまった。無論、虚無感に襲われるのは自業自得でしかないのだけれど、それでも何かが違うと思った。その違和感がどうもここの居心地を悪くする。
ただ、今までぬるま湯つかってた俺はいいかげんインターネットの渦にうずもれてもがきながらも、その渦の流れをどこかで自らが作っているのだということを意識しなければいけないと思った。俺がキーボードを叩くことで生み出す幾つもの文字が構成する奇妙なその文章が織り成す論理を、言論を、幅広い心を、くだらないアイデアを、軽く笑えるユーモアを、うまくやり抜く賢さを、身に付ける必要があるのだと思った。
 
あとたまには「俺」という一人称でいくのもいいなあ、大げさに言うのならばそういう事なんだろうなあ、と思った。終劇。