カセットテープ3

目の前にあった僕のカセットテープコレクションのひとつをここに紹介。

the brilliant green 「Los Angeles」
A面
01.THE LUCKY STAR☆☆☆
02.YEAH I WANT YOU BABY
03.angel song −イヴの鐘−
04.サヨナラ summer is over
05.ヒドイ雨
B面
06.☆ FALLING STAR IN YOUR EYES
07.IT'S UP TO YOU!
08.黒い翼
09.LOS ANGELES
10.Hello another way −それぞれの場所− (Album Mix)
11.I can hold your hand baby

懐かしい!これはよく聴いたなー……いつの時だろう?高校生?いや、大学生の時かな?駅まで自転車に乗って、大学まで電車に乗って、授業を放り出してサークルの部室まで走って、いつも音楽を聴いていました。その断片がこのカセットテープです。僕の一部なんですね、もはや。社会人になってしまった今でも、これは僕の一部として残っているんです。(なってしまった、なんて言いたくないな)
angel songは本当に涙モノの感動的な曲だし、LOS ANGELESは80年代プリティッシュロック&ポップを凝縮したブリグリらしさが出ててとても好きですが、このアルバムの最も素晴らしい楽曲は僕は6曲目の「☆ FALLING STAR IN YOUR EYES」だと思います。この曲の髄(美味しいところ)は言葉の本当の意味でのメロウ−−使い古された言葉かもしれませんが−−であるところなのだと思うのです。スローテンポなドラムの重低音に乗って、トミーのあどけない(部分を前面に押し出したw)歌声が鳴り響く。その裏側に見え隠れするバンド全体のけだるさ。まさに、FALLING。
 
彼らは、落ちたかったのだろうか?
 
そんなことは誰も知らないことです。誰も知らないですけれども、僕のカセットテープの隅っこには、当時の僕が思わず書いてしまった(あっ)メッセージが残っていました。字体、色などできるだけそのまま記したいと思います

 the brilliant green
 Los Angeles

"☆ FALLING STAR IN YOUR EYES
 I LOVE YOU SWEET
             SWEET
                SWEET."

ああ、泣けてくる。思い出ってスゴイね。