四人囃子

四人囃子
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初めて四人囃子の音源を聴きました。四人囃子とは1970年代から活動しているプログレ・バンドで、あの佐久間正英がメンバーのひとりであることはその筋では超有名。その四人囃子の音源が公式HPにあったので、聴いてみました。はっぴいえんど以来の、ショッキングな音でした。僕らは60−70年代の混沌とした闘争と歴史を知らないわけですが、その歴史から生まれた映画、美術、文学、音楽といった作品からは強いエネルギーとスピリットを感じます。あの時代にパワーとスピードを両方兼ね備えたものだけが、今の時代でも生き残っている、といえます。それだけ強いエネルギーが作品に無いと、すぐに消えていってしまう時代であったのだと思います。そのエネルギーに触れることができるだけでも、僕は幸せなんだろうなぁ。
と同時に、その強いエネルギーと現代を比較してしまうことにある種の恐ろしさを感じました。これだけは個人的かつ主観的な考えであまり比較してはいけないものなんじゃないでしょうか。他人に押し付けるとかじゃなくて、自分の中で楽しむことができればそれでいいんですけどね。(なんかCCCDみたいな考え方だなァ。)